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続・U設計室web diary

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2019年 08月 13日

夏休みの読書

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大江健三郎は「同時代ゲーム」しか読んだことはありませんが

この小説が読みにくいこと半端なく、

ごつごつとした岩のような文体でとりつく島もなく、

内容が全く頭に入ってこなくて、

もう読むのをやめようかと途方に暮れておりました。

(評論家の小林秀雄は二頁で読むのをやめたそうです)


でも同じような読者はたくさんいて、

難解な第一章は飛ばして、第二章から読んで最後に第一章に戻るという

変則的な読書方法を教えてくれる人がいて、

その通りに読んでみるとなんとか内容が把握できたという次第。


インテリジェンスとグロテスク、聖なるものと俗なるもの。

暴力と非暴力。相反するベクトルの描写が激しく、

かなり気持ちの悪くなるシーンもあって

これに懲りて、もう大江健三郎は読まないと思っていたのに

この夏休みに、大江健三郎の最長編小説「燃え上がる綠の木」全三巻を

なんだかとても読みたくなってきたのです。

これはきっと怖いもの見たさですね。


単行本の古本を手に入れて読み始めてみると、

「同時代ゲーム」よりも遙かに読みやすい。

登場人物達は相変わらず奇妙な人種の人たちが多く、

不思議な物語が始まりそうですが、

するすると第一巻の中程まで読み進めて来てしまいました。

第二巻がまだ届いていないので、ちょっとペースダウンしなければ。

これからどんな物語の展開が待っているのか、楽しみなような恐ろしいような・・。

変な夢を見そうです。




by u-och | 2019-08-13 12:42 | Book | Trackback | Comments(0)
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