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続・U設計室web diary

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2020年 12月 11日

マイ・ストーリー

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文量の多い本ではあるが

読み易い文章・訳文でスラスラと読める。

彼女の生誕から、トランプが大統領になり

引き継ぎを終えてホワイトハウスから出ていくまでの

オバマ元アメリカ大統領の妻

ミシェル・オバマの自叙伝です。

幾つもの感動的なエピソードがあり

思わず涙腺が緩んでしまう。


アメリカに根強く残る人種差別。

決して裕福とは言えない家庭に生まれた彼女が

命の危険さえ感じる人種差別と性差別の中で懸命に努力し

プリンストン大学(教室内で唯一の黒人であったという)

ハーバード大学で法律を学び

シカゴの法律事務所で弁護士として働き

そこでインターンとしてきたバラク・オバマと出会う。


結婚後もシカゴ大学、シカゴ大学病院で

地域・市民のために働きキャリアを積んでいく。

そして、大統領になったバラク・オバマの妻として

ファーストレディになりホワイトハウスの窮屈な住民となる。

そこでも彼女はファーストレディとしての多忙な勤めや子育ての他にも

恵まれない子供達への健康・教育のサポートを考え実行していく。


こう書くと、頭の良い人間の何も問題がない成功物語のように

勘違いされる人がいるかもしれないが

勿論、そんなことはなく

根深い人種差別と性差別の分厚い壁との戦いがあったことは言うまでもない。


そして文中にあらわれる初の黒人大統領バラク・オバマ。

妻からの描写であることを十分に差し引いても

人間としての誠実さ、家族、アメリカの人々の安寧を願い

世界の平和を希求し、勤勉に四六時中難問だらけの公務に励む

(でも夕食の時間だけは家族と過ごす家族に対する誠実さ)

その姿は尊敬に値し、感動すら憶えてしまう。

食事が終わり、子供を寝かしつけた後

一人書斎に入り、決して終わることのない政務に励む。

そして、夜が明ける頃には毎日10通ずつ、

国民から届く手紙をじっくりと読み

スタッフが返事を書いたり、閣僚に報告したりできるように

余白に素早く返答を書く。

国民に対するひたむきな献身。


オバマ元大統領も自叙伝執筆中と噂に聞く。

とても楽しみだ。


それにしても、

根拠を示さずに大統領選挙不正説を主張し

アメリカ国民の分断を後押しするような言動を続け

純心なアメリカ人を扇動し

いまだ負けを認めないトランプは

無様でとても格好が悪いなあ。









by u-och | 2020-12-11 14:48 | Book | Trackback | Comments(0)
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