2006年 02月 18日
東京駅ステーションギャラリーで開催中の 「前川國男建築展」(3月5日まで) にいってきました。 前川國男生誕100年を記念した展覧会ですが 土曜の午後ということもあってか かなりの人混みでした。 建築家の長谷川敬さんにもばったりお会いしました。 1928年の卒業設計から1985年の新潟市美術館まで 前川國男の思考をおうように年代順に展示がされています。 前川國男の代表作「神奈川県立音楽堂」が 1952〜1954(前川47歳〜49歳) 「東京文化会館」が1956〜1961(前川51歳〜56歳) 「東京海上ビル」が1965〜1974(60歳〜69歳) と40代、50代、60代にそれぞれ代表作をつくっているのだなあ。 社会と建築家の間に立って 建築家の職能の確立に努力した日本建築界の良心。 建築と都市。人間のための建築。100年以上使われる本物の建築。 社会と建築家の関係 前川國男という建築家の志の高さに 頭をがつんと殴られたような気がしました。 昔買った本「一建築家の信条」を読み返してみよう。 大学の学生たちが造った 旧紀伊國屋書店や東京文化会館等の精巧な模型も 一見の価値ありです ![]() ■
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by u-och
| 2006-02-18 23:26
| Architecture
|
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Comments(11)
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タイトル : 「前川国男建築展」を見た!
先日の「吉村順三建築展」に引き続き、今年最後の美術館めぐり、東京ステーションギャラリーで開催されている「前川国男建築展」を見てきました。副題は「モダニズムの先駆者生誕100年」とあります。午前中に行ったので、比較的空いていて、ゆっくり見ることができまし... more ![]()
落合さん、私たち幸せですよね。身近で前川建築を堪能できて!
竹内さん、世田谷区民会館・世田谷区役所・世田谷郷土資料館と
前川建築がたくさんありますものね。 区民会館は神奈川県立音楽堂と東京文化会館の間に造られた 前川建築の中で結構重要な位置付けの建築ですね。
世田谷郷土資料館は前川建築最後のテクニカルアプローチ、
だそうで、意外と重要な位置づけだそうですね。
竹内さん、前川國男のスタンスは
今でも新しい課題が山積みですね。
そろそろ行かないと終わってしまう。何時にしよう。
松原さん、3月5日までですよー
「前川国男建築展」を見た!トラックバックさせていただきます。よろしくお願いします。
森永キャンディストアが良かったですね。
この前行ってきました、が、ちびっ子連れではなかなか無理があったようです(笑)
boroさん
ぼくも、子連れで「安藤忠雄展」に行ったことがありますが やっぱりなかなか無理がありますね!
furuさん、ぼくは昔の紀伊国屋書店が気に入りました。
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