2007年 10月 08日
ブータンの人々は会社や学校に行くとき、寺院に参拝するときなど 公式の場に行くときには民族服を着用することが義務づけられています。 自国の文化を大切に思い、文化を継承するという意味合いから作られた法律だそうですが、法律制定当初、ゴやキラの着方が判らない若い人たちがたくさんいたそうです。 日本でも着物を一人で着られない女性がほとんど。 文化的教養として中学校ででも着物の着方を教えるのもいいのではないかと ブータンのこの制度を見てふと思いました。 今回の旅行ではゾン(寺院と役所の機能を併せ持つ建物)の中庭で行われるお祭り (ツエチュ)も見られたので、民族衣装を身につけたたくさんの人々を見ることが出来ました。 男の人は「ゴ」と呼ばれる日本の着物のような民族衣装を着ています。 日本では着物を売っているお店を「呉服屋」というし ルーツは同じという印象を強く持ちました。 ただ日本の着物と違うのは、裾を膝上までたくし上げ、 足もとはハイソックスに革靴というところ。 袖も折り返して裏地を見せます。 ゾンや政府のオフィスでは「カムニ」と呼ばれる布を肩にかけるそうで、 身分によってカムニの色が違っていて、 普通の人は白、お坊さんは赤。 貴族(ダジョー)はエンジ色、国王は黄色なんだそうです。 女性は「キラ」という150センチ×250センチくらいの布を巻き付けるようにして着て、「コマ」というブローチで肩口を留め、「ケラ」と呼ばれる帯をしめています。それに上着を着たツーピーススタイル。 また公式の場では左肩に「ラチュ」という房飾りの付いた長い布をかけています。 お祭りはおめかしをして異性の目を引く晴れの場所なので 年頃の女の子は、おしゃれにかなり力が入っているように思えました! ![]() ガイドのカルマさん。シャイな独身、35才 ![]() 可愛い少年たち。赤い着物を着た少年は少年僧 ![]() ワンデュ・フォダン・ゾンの少女たち ![]() 首都ティンブのタシチョ・ゾンで見た着飾った少女たち。 地方の少女たちより、よりおしゃれで洗練した印象を持ちました。 ![]() ブータン人?日本人?
by u-och
| 2007-10-08 11:10
| Journey
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Comments(12)
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タイトル : koosブーツ
バッグやブーツなどで知られるkoosブランドはオランダの人気ブランドです。ブランド名のkoosとはオランダ語で『選択する』という意味で、そのデザインや素材などには徹底的にこだわりをもって、商品を製作しています。... more ![]()
作務衣、甚平とも少し違うようですね。
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何処に行っても現地人!!
欒樹さん、厚手の着物(どてら)が一番近いようです。
高い物はシルク、安い物は綿で出来ています。
(!!)さん、ブータン、かなり気に入りました!
こぶ平!(すみません)
日本人の若者が着ているみたいですね。
nasa-akiさん、トホホ
nakazatoさん、ブータン人は日本人とそっくりです。
同じモンゴル系民族なんですね。
お、お、お!いい感じ!
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boroさん、ほんとにいい感じ!でしたよ
hinataさんも「ゴ」が似合いそうですね
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