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続・U設計室web diary

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2005年 02月 16日

宮部みゆき著「日暮らし」

「日暮らし」がとても面白い。
一つ一つの話も勿論面白いけれど
小説の構成がまた優れていて
ひとつひとつが完結した短編集の形式をとりながら
最後の「日暮らし」の章で
それぞれの短編に登場した人々が全員再登場して
その関係が明らかになり
一つの大きな謎が明かされるというミステリー時代小説なのであります。
本の帯に「読み終えるのが勿体ない」とありますが
まさに、その通りなのであります。

でてくる人々もしっかり描かれ
宮部みゆき特有の暖かな眼差しがあり
読後感も清々しい。
週末に読む「たのしむ本」としてお薦めなのであります。

そしてまた
同心「井筒平四郎」とおいの「弓之助」が活躍する
前作「ぼんくら」を読めば
「日暮らし」の中でよく話の出る
「鉄瓶長屋」のいきさつが判る
という仕組みにもなっているのであります。
そして不思議なことに
「ぼんくら」を読むとまた「日暮らし」を読みたくなってしまうんだなあ。
面白い本ですよ!ホント
宮部みゆき著「日暮らし」_c0016913_16191719.jpg

by u-och | 2005-02-16 16:21 | Book | Trackback(3) | Comments(3)
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宮部みゆきはどの本も外れがない。
出るやいなや呼んでも満足感が得られます。
「ぼんくら」の前の呼んだ「誰か」は今までと一味違った雰囲気でしたよ。
宮部みゆきの全ての本のテーマは「家族」だと思いますが、どう・・
Commented by fuRu at 2005-02-17 10:34 x
宮部みゆきは大好きですが、実は時代劇部門は読んだことがありません。現代ミステリー部門はほとんど読んでいます。いちょうさんがふれられた「誰か」も真っ先に読みました。良かったですよ。「日暮らし」よさそうですね。
Commented by u-och at 2005-02-17 16:22
宮部みゆきはホントにうまいですね。
時代小説も面白いです。
どうしてこんなに人の気持ちがわかるんだろうと
小説家の想像力に驚いてしまいます。
「誰か」は読んでいないので今度読んでみます。


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